ハビエル・エルナンデス【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、レバークーゼンのFWハビエル・エルナンデスの獲得に興味を持っているかもしれない。同指揮官のコメントを英『インディペンデント』などが伝えている。
チチャリートの愛称で知られるJ・エルナンデスは、2015年にレバークーゼンへ移籍するまでレアル・マドリーにレンタルされていた時期を含めて5年間ユナイテッドに所属していた。決定力の高さを武器にファンの心をつかんだ同選手だが、レギュラーポジションを得ることに苦しみ、最終的には移籍している。
それでも、モウリーニョ監督はチチャリートのような選手がユナイテッドには合うと信じており、次のように話した。
「ポール・ポグバのシュートがポストに嫌われる回数はギネス級だ。それがどうにかなればと考えてしまう。ポストに嫌われた直接FKを何本か覚えているよ。それはクオリティの問題ではなく、運の話だ。彼らは優れた選手で、クリエイティブだ。クリエイティブなことはできるが、ゴールハンターというわけではない」
「シンプルな例を挙げてみよう。我々がオールド・トラフォード(ホームスタジアム)でゲームを支配するとして、チチャリートならそこでシーズン20ゴールは余裕で達成できると思う。ラスト10分か20分の起用だろうとね」
FWズラタン・イブラヒモビッチの移籍が噂されるユナイテッドは、後継者探しを始めているものと思われる。モウリーニョ監督は「ズラタン以上の経験を買うことはできない」と述べたが、エースの後釜候補は頭の中にあるだろうか。
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