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ペップ、今季はキャリア最悪の1年に。「何年かは残りたい」とシティ監督続投に意欲

text by 編集部 photo by Getty Images

グアルディオラ
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督【写真:Getty Images】

 今季からマンチェスター・シティを率いているペップ・グアルディオラ監督だが、自身のキャリアにおいて最悪のシーズンを過ごしている。スペイン紙『アス』が伝えている。

 シティは今月5日に行われたアウェイでのチェルシー戦を1-2で落とし、グアルディオラ監督にとってキャリア初となるリーグ戦6敗目を喫した。

 バルセロナでの2008/09シーズン、バイエルンでの2014/15シーズンに記録したリーグ戦5敗を塗り替え、今季は同監督にとって最も多くの敗戦を記録した1年になった。また、チェルシー相手にホームとアウェイの両方で敗北を喫したことにより「1シーズンで同じチームに2度負けたことがない」という名誉は崩れ去ることとなった。

 それにもかかわらずグアルディオラ監督は前向きだ。「私たちはゴールを決めるために十分なチャンスを作った。選手たちはより明確なスタイルでのプレーを望んでいる。だからこそ、このチームの手助けのためにもう何年かは残りたいと思っている」と、来季以降もシティでの指導を続けることに意欲を見せている。

 ただ、「優勝はなくなった」と、プレミアリーグ制覇の可能性は諦めている様子。それでも「すでに今はチャンピオンズリーグ出場のために残りの試合のことを考えなければならない」とあくまでも現実的な目標に切り替えていることを強調した。

 大きな期待を背負ってプレミアリーグに参戦したグアルディオラ監督であったが、理想通りには事は進まなかった。残り試合でできるだけ多くの勝ち点を積み重ねてチャンピオンズリーグ出場権を確保し、来季以降のチーム変革に繋げていきたいところだ。

【了】

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