バルセロナのサミュエル・ウンティティ【写真:Getty Images】
今シーズンのバルセロナには、出場した試合と欠場した試合でチームの成績が大きく変わる一人の選手が存在している。6日付のスペイン紙『マルカ』が伝えた。
その選手とは、今季からバルサに加入したDFサミュエル・ウンティティ。23歳のフランス代表DFは、これまでリーガエスパニョーラでチームが戦った30試合のうち18試合に出場している。
ウンティティが出場した18試合でバルサが残した成績は18戦全勝。一方でウンティティが出場しなかった12試合の成績は3勝6分け3敗となっている。今季のバルサが勝ち点を落とした9試合全てが、ウンティティの欠場した試合だったということになる。
欠場した試合の勝率はわずか25%であり、獲得した勝ち点は1試合平均1.25ポイント。ウンティティ出場時の勝率100%、平均勝ち点3ポイントという数字とは、単に偶然では済まされないほどの開きがある。
現地時間5日に行われた第30節セビージャ戦でも、ウンティティの出場したバルサは3-0の勝利を収めた。首位レアル・マドリーを逆転しての優勝を目指すためには、チームにとって”幸運のお守り”となっているウンティティの力が必要かもしれない。
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