カールスルーエに所属する山田大記【写真:Getty Images】
山田大記が所属するブンデスリーガ2部のカールスルーエは4日、ミルコ・スロムカ監督を解任したことを発表した。
カールスルーエは現地時間4日に行われたホームでのヴュルツブルガー・キッカーズと対戦し1-1の引き分けに終わった。試合後、カールスルーエの広報は「クラブはこれまでの成績を考慮しスロムカ監督の解任を決断した」と伝えた。
今季の監督交代はこれが2度目で、昨年12月にトーマス・オラル氏を解任している。なお、後任監督はマルク・パトリック・マイスター氏に決定している。36歳の新監督は今シーズンの開幕をU-17の監督としてむかえていたが、昨年12月にスロムカ監督の就任に伴いトップチームのアシスタントコーチとしてチームを支えていた。
なお、解任されたスロムカ監督は10試合で指揮を執り2勝2分け6敗と結果を残すことが出来なかった。その結果、チームは27試合を消化した時点で最下位に沈んでいる。
残留圏内の15位まで5ポイント差という状況のなかでクラブは今回の決断を下した。監督交代に伴い今シーズンリーグ戦20試合に出場し1得点1アシストの山田大記の起用法に変化は出てくるのだろうか。
マイスター監督の初戦は、現地時間9日に行われる日本代表FW浅野拓磨が所属するアウェイでのシュツットガルト戦だ。
【了】