マスクをかぶったオーバメヤン(左)と香川真司(右)【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントの主将を務めるDFマルセル・シュメルツァーが、FWピエール=エメリク・オーバメヤンの行為を「愚かだ」と非難した。独メディア『スカイ』が伝えている。
オーバメヤンは今月1日に行われたシャルケとのダービーマッチで得点を決めた際、マスクをかぶってゴールを喜んだ。このマスクは、同選手の個人スポンサーであるナイキがプロモーション用につくったもの。ドルトムントはプーマとスポンサー契約しているため、クラブは深刻に捉えて選手と話し合うことにした。
ドルトムントのエースは、これが“初犯”ではない。先月は側頭部にナイキのロゴを描いたヘアスタイルで登場して注意を受けていた。
シュメルツァーは「ダービーだから彼が何か考えていることは感じていた。でも、彼のしたことは愚かだったね。選手は誰も彼の思いつきを知らなかった」と語っている。
それでも、「オーバは契約が何かを分かっている。大事なことは、僕たちがチームとして取り組み続けることだ。オーバはそれを理解している。それが一番大事だね」と付け加えた。
オーバメヤンは4日に行われたハンブルガーSV戦でゴールを決めたが、再びマスクを出すことはなかった。
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