バレンシアのGKジエゴ・アウベス【写真:Getty Images】
PKストップの名人として知られているバレンシア所属のGKジエゴ・アウベス。同選手のプレーにはある秘密が隠されているようだ。スペイン紙『アス』が伝えた。
2007年にブラジルのアトレチコ・ミネイロからスペインのUDアルメリアへ移籍して以来、ジエゴ・アウベスは現在に至るまでに受けたPK全50本のうち、約半分の24本を阻止と驚異的な数字を残している。
実はその24本のうちに75%(18本)はGKキーパーから見て右側に飛んで阻止したものであることが分かった。しかもお腹より下の高さに蹴られたシュートはほぼ100%セーブしていることもデータとして表れている。
リーグ戦のPKに限ったデータでは、46本中21本(約46%)を阻止しており、これはリーガ・エスパニョーラにおける歴代最高の数値である。
ジエゴ・アウベスは昨季同様、今季も不振にあえぐチームを後方から支え続けている。低迷するチーム状況の動向とは裏腹に、リオネル・メッシ、クリスティアーノ・ロナウド、アントワーヌ・グリーズマンなど数多くの名選手相手にもPKストップを成功させてきたこのブラジル代表GKキーパーが、今後どれだけ記録を伸ばしていけるかに注目が集まる。
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