レアル・マドリーのクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
2016/17シーズンも終盤に差し掛かり、レアル・マドリーはいつになく厳しい4月を過ごすことになりそうだ。
コパ・デル・レイ敗退が決まり、残るタイトル2つを是が非でも獲得したいマドリーだが、リベンジに燃える強豪3チームとの対戦を控えている。
今季のリーガエスパニョーラ第12節、ホームでマドリーに屈辱的な敗北(0-3)を喫したアトレティコ・マドリー。
負けはしなかったもの、後半アディショナルタイムにセルヒオ・ラモスの劇的な同点ゴールを浴びて、ホームでのクラシコ勝利を逃したバルセロナ。
2013/14シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)準決勝で2戦合計0-5の惨敗を喫したバイエルン・ミュンヘン。
それぞれリベンジを期す動機は十分あり、高いモチベーションでマドリー戦に臨んでくるに違いない。
さらにリーグ戦も5試合予定されている上(すでに1試合を消化)、状況によっては延期されたリーガエスパニョーラ第21節のセルタ戦が4月のどこかで開催される可能性も残っており、超過密日程に頭を悩まされることになりそうだ。
試合の数(最大で9試合)、質ともに困難を極める4月は、前人未踏のCL2連覇、4シーズンぶりのリーガ制覇の期待がかかるジネディーヌ・ジダン体制最大の正念場となる。
レアル・マドリーが挑む4月の日程は以下の通り。
2日 対アラベス(H)※3-0で勝利
5日 対レガネス(A)
8日 対アトレティコ・マドリー(H)
12日 対バイエルン・ミュンヘン(A)
15日 対スポルティング・ヒホン(A)
18日 対バイエルン・ミュンヘン(H)
23日 対バルセロナ(H)
26日 対デポルティボ・ラ・コルーニャ(A)
【了】