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プレミアリーグ、”39試合目”の公式戦を国外開催も? 「NFLやMLBのように…」

text by 編集部 photo by Getty Images

インターナショナル・チャンピオンズカップ
インターナショナル・チャンピオンズカップ【写真:Getty Images】

 プレミアリーグは将来的に、イングランド国外で“39試合目“の公式戦を開催する可能性もあるのだろうか。インターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)の主催者は、決してあり得ない話ではないと主張している。

 現在のプレミアリーグは、20チームがホームとアウェイで2回総当たりのリーグ戦を行い、各チームあたり年間38試合でのリーグ戦が開催される。チーム数の違いこそあれ、世界各国のリーグで広く採用されている方式だ。

 だが、2014年以降ロンドンでの試合を開催しているアメフトのNFL(ナショナルフットボールリーグ)や、日本やオーストラリアで開幕シリーズを開催してきたMLB(メジャーリーグベースボール)のように、国外開催の試合をその日程に追加することも将来的にあり得るかもしれない。ICCを主催する「レリバント・スポーツ」のチャーリー・スティリターノ会長は『ESPN FC』にそう語った。

「ジョークのように言っているが、NFLやMLBの米国モデルへの追随を誰もが試みると思う。(プレミアリーグの)39試合目がここ(米国)で開催されると考えるのもクレイジーなことだとは思わない」とスティリターノ氏。プレミアリーグでは2008年に開幕戦の海外開催が提案されたことがあったが、ファンや国際サッカー連盟(FIFA)の反対で実現に至らなかったことも指摘している。

 ICCは夏の恒例イベントとなった大会であり、欧州各国のビッグクラブなどが毎年数多く参加。米国や中国、オーストラリアなどを舞台として豪華なカードでのプレシーズンマッチを戦っている。世界の市場に向けてクラブをアピールする機会となるこういった試合を、公式戦のスケジュールに組み込むことが検討されるのも「そう遠いことだとは思わない」というのがスティリターノ氏の考えだ。

【了】

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