アーセン・ヴェンゲル監督【写真:Getty Images】
アーセナルを率いるアーセン・ヴェンゲル監督は、引き続き一部ファンの抗議を受けている。英メディア『スカイ・スポーツ』などが伝えた。
2日に行われたプレミアリーグで、アーセナルはホームにマンチェスター・シティを迎えて2-2の引き分けで試合を終えた。
今シーズン限りでアーセナルとの契約が満了するヴェンゲル監督に対して不満を持つファンはこの試合にも登場し、宣伝用のトラックを用いてメッセージを送っている。
トラックの右側の面には、イバン・ガジディスCEOの2011年の発言を引用して掲載。「アーセンにはファンに対して説明責任がある。彼らが最終的に判断する。ファンと監督の関係が破綻したら、もう支えることはできない」と取り上げ、「それは今だ。ヴェンゲル・アウト」と記した。
反対側には「我々は20年ヨーロッパにいる。そして、今も待ち続けている」と大きく掲げ、今年3月のチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦でバイエルン・ミュンヘンに敗れたあとの指揮官のコメントを紹介。「我々は試合を支配した。今夜はレフェリーの判定が本当にアンラッキーだった」という発言をピックアップした。2試合合計2-10という結果も書き、監督の発言を皮肉っている。
シティ戦では意地を見せて勝ち点1を獲得したアーセナル。ヴェンゲル監督は来シーズンもアーセナルのベンチにいるのだろうか。
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