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若き守護神のミスで失点のミラン、最下位相手に痛恨のドロー。本田は出番なし

text by 編集部 photo by Getty Images

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ミランのGKジャンルイジ・ドンナルンマ【写真:Getty Images】

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【ペスカーラ 1-1 ミラン セリエA第30節】

 現地時間2日に行われたセリエA第30節でミランはペスカーラと対戦し、敵地で1-1と引き分けた。本田圭佑はベンチ入りしたが、出場機会はなかった。

 ミランはセリエAここ5試合で4勝。唯一の黒星も相手が首位ユベントスで、調子は良い。インターナショナルブレーク明けとはいえ、最下位ペスカーラにはしっかり勝っておきたいところだ。

 しかし、立ち上がりにミスが出てしまう。12分、パレッタのバックパスを受けた若き守護神ドンナルンマが左足でコントロールしようとしたボールがそのままゴールへ。理想的なバックパスではなかったとしても言い訳できないミスが出てしまい、ペスカーラに先制を許した。

 これで勢いが出たペスカーラは、体を張ってミランの攻撃をはね返していく。

 それでもミランは前半のうちに追いついた。41分、バッカのポストプレーからデウロフェウのシュートはGKに阻まれたが、こぼれ球を最後はパシャリッチが決めて1-1とする。

 後半の立ち上がりはミランが押し込む時間となるが、名門相手の勝ち点獲得に燃えるペスカーラは奮闘。セットプレーや相手のミスを突いて勝ち越しの機会をうかがった。

 終盤はミランが押し込み続けたが、ペスカーラが闘志あふれる守備で耐え、試合は1-1で終了した。

 降格濃厚という立場でミランから勝ち点を手にしたペスカーラは大いに喜び、ミランは肩を落としてピッチをあとにしている。

【得点者】
12分 1-0 オウンゴール(ペスカーラ)
41分 1-1 パシャリッチ(ミラン)

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【了】

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