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「引退することは死ぬことだ」。去就不確定なヴェンゲルが”生涯現役”宣言

text by 編集部 photo by Getty Images

アーセン・ヴェンゲル
アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督【写真:Getty Images】

 アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、仮に今季限りでアーセナルを離れることになったとしても、監督業を引退することは全く考えていないと主張した。1日付の英メディア『BBC』などが伝えている。

 プレミアリーグで現在6位に位置するアーセナルは13年ぶりのリーグ優勝が今季も絶望的となり、チャンピオンズリーグでも7年連続でベスト16の壁を破れず。20年間以上にわたってチームを率いてきたヴェンゲル監督に対しては、今季限りで退任すべきだというファンなどからの声が強まっている。

 今季終了後の去就は不確定だが、少なくとも監督業を引退することはないとヴェンゲル監督は断言している。「私は引退はしない。引退するというのは、若い者たちのためのことだ」と67歳のフランス人指揮官は語った。

「年寄りたちにとっては、引退とは死ぬことだ。私は今でもあらゆるサッカーの試合を見ているし、面白いと感じている」とヴェンゲル監督。「ハングリーさは20年前と全く同じだ」と仕事への意欲を持ち続けていることを強調した。

 現地時間2日には、アーセナルはホームでマンチェスター・シティと対戦する。4位以内の確保に望みを繋ぐには絶対に落とせない一戦であり、結果次第ではヴェンゲル監督の去就を巡る状況に何らかの変化があるかもしれない。

【了】

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