ローマのエディン・ゼコ【写真:Getty Images】
現地時間1日に行われたセリエA第30節の試合で、ローマはエンポリとホームで対戦して2-0の勝利を収めた。ボスニア・ヘルツェゴビナ代表のFWエディン・ゼコがローマの2ゴールを記録している。
加入2年目のローマで今季好調な31歳のストライカーは前半12分、右CKから抜けてきたボールを押し込んで先制ゴールを記録。56分にはモハメド・サラーが頭で折り返したボールから2点目を加えた。
ゼコはこの2点により今季リーグ戦での得点数を23点に伸ばし、トリノのイタリア代表FWアンドレア・べロッティを抜いて得点ランク首位に浮上。ヨーロッパリーグでは8得点、コッパ・イタリアでは2得点を記録しており、今季の公式戦で合計33点となった。
伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などによれば、この数字はローマでのクラブ史上最多の得点記録となる。過去には、2006/07シーズンにセリエA得点王に輝いたFWフランチェスコ・トッティなど3人が公式戦32得点を記録していた。
ゼコ自身の記録としては、長谷部誠や大久保嘉人も在籍していたヴォルフスブルクでブンデスリーガ優勝を成し遂げた2008/09シーズンに計36ゴールを記録している。あと3点で自身のキャリアハイにも並ぶことになる。
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