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香川、アシスト記録も…ダービー勝利逃し悔しさあらわ「切り替えにくい試合」

text by 編集部 photo by Getty Images

香川真司
香川真司【写真:Getty Images】

 ブンデスリーガ第26節が現地時間1日に行われ、シャルケ対ボルシア・ドルトムントの「レヴィア・ダービー」は1-1のドローに終わった。

 ドルトムントの香川真司は、53分にピエール=エメリク・オーバメヤンの先制点をアシストした。しかし、その後セットプレーの流れからシャルケにゴールを奪われ同点に。そのまま試合終了となった。

 この結果に香川は悔しさをあらわにする。

「勝つべき内容だった。相手の怖さ…セットプレーとその後の流れでやられましたけど、それしかなかったんで、そういうところはすごく残念ですね。まぁそりゃ悔しいですし。ダービーですから。勝ちたかったですね」

 これまで何度もシャルケとのダービーマッチで結果を残してきた香川だけに、この試合の重要性は十分に理解していた。今回もアシストを記録したが、勝てなければ悔しさが残るだけのようだ。

「ダービーは特にファンにとって大事。クラブにとってもそうですけど、それをピッチに入れば感じますし、雰囲気もいつもと違う中でやれるので、だからこそ勝ちたかった」

 勝ちきれなかった原因は「チャンスがいっぱいあった中で、2点目をとれなかったこと」だと香川は語る。自らも相手守備陣のほころびを正確に突くパスでチャンスを演出したが、追加点に結びつくことはなかった。

 代表ウィーク明けということもあり、両チームともコンディションが万全とは言えなかった。その中でも高いパフォーマンスを披露した香川だったが、満足げな様子は一切ない。

 シーズンも終盤に差し掛かり、過密日程で厳しい試合が続く。香川は「切り替えにくい試合」と語ったが、シャルケ戦の悔しさを胸に、今度は中2日で迎える4日のハンブルガーSV戦に向けて準備していくことになる。

(取材:本田千尋【ゲルゼンキルヘン】、文・構成:編集部)

【了】

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