コパ・アメリカのトロフィー【写真:Getty Images】
ブラジルで開催される2019年のコパ・アメリカには、欧州の強豪国や日本代表が参加する可能性もあるのかもしれない。30日付のブラジル『グローボエスポルチ』が伝えている。
南米の大陸選手権であるコパ・アメリカは通常、南米サッカー連盟(CONMEBOL)加盟の10ヶ国に、2チームの招待国を加えて開催される。メキシコ代表が1993年以来毎回招待されているほか、もう1チームも北中米カリブ海連盟(CONCACAF)から招待されることが多いが、1999年に日本代表が招待国として参加したこともある。
2016年には大会設立100周年を祝う記念大会「コパ・アメリカ・センテナリオ」が16チームで開催されたが、2019年大会からは再び12ヶ国に戻される見通し。今後数週間に行われるCONMEBOLの会合で、正式に開催方式が採択されるとのことだ。
『グローボエスポルチ』によれば、最も可能性が高いとみられるのは南米10ヶ国にメキシコとアメリカを招待しての12ヶ国開催。だが16ヶ国で開催し、欧州からスペイン、ポルトガル、フランス、イタリアを招待する案もあるという。さらに、「日本代表も参加に関心を示している」と伝えられている。
日本代表は2011年アルゼンチン大会にも招待されていたが、同年に起こった東日本大震災の影響により出場を辞退。2015年チリ大会への代替出場も、同年のアジアカップとの兼ね合いもあり実現しなかった。2019年にもアジアカップが予定されており、仮に招待を受けても状況は2015年と同様となることが考えられる。
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