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岡田武史氏や手倉森誠氏の名も。タイ紙が代表新監督候補挙げる

text by 編集部 photo by Getty Images

手倉森誠、岡田武史
手倉森誠氏と岡田武史氏【写真:Getty Images】

 日本代表との試合に敗れたあとキャティサック・セーナムアン監督が辞任の意志を表明したタイ代表は、日本人指揮官を新たに迎え入れる可能性もあるのだろうか。タイの大手紙『タイ・ラット』は、新監督候補となり得る7人の名前を挙げている。

 タイ代表は3月28日に行われたロシアW杯アジア最終予選の日本戦に0-4で敗戦。7試合を終えて勝ち点1の獲得にとどまっており、W杯出場を逃すことが数字的に確定した。キャティサック監督は31日に自身のインスタグラムで辞任の意志を明かしている。

『タイ・ラット』が新監督候補として挙げた7人の中には、2人の日本人の名前も含まれている。ひとりはベガルタ仙台やU-23日本代表の元監督であり、現在A代表コーチを務める手倉森誠氏。リオ五輪予選を兼ねたU-23アジア選手権でタイに4-0の勝利を収めたことも紹介されている。

 もうひとりは、2度にわたって日本代表監督を務め、2010年南アフリカW杯でチームを決勝トーナメント進出に導いた岡田武史氏。現在は。今季からJFL(日本フットボール)に参入したFC今治の代表であり、日本サッカー協会(JFA)副会長も務めている。

 その他の候補として挙げられているのは、レスター・シティ監督を解任されたクラウディオ・ラニエリ氏や、元アルゼンチン代表監督のアレハンドロ・サベジャ氏、元タイ代表監督のヴィンフリート・シェーファー氏など。現実味のある顔ぶれであるかどうはかともかく、日本人指導者がタイで高く評価されていることを示しているとは言えそうだ。

【了】

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