リバプールのサポーター【写真:Getty Images】
1日に行われるプレミアリーグ第30節で、リバプール対エバートンの“マージーサイドダービー”が行われる。英メディア『スカイ・スポーツ』は、リバプールがしばらくダービーで負けていないことを指摘した。
リバプールは現在、プレミアリーグで4位。しかし、5位マンチェスター・ユナイテッドと6位アーセナルは2試合消化が遅れているため、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権獲得を楽観できる状態にはない。
だが、近年のデータはリバプールを後押ししている。リバプールはエバートンとの対戦でここ13試合負けなしだ。本拠地アンフィールドではさらに相性が良く、最後に負けたのは1999年9月のことである。
リバプールにとっての好材料はもう一つ。強敵を相手にしたときの強さも注目だ。リバプールはプレミアリーグのトップ10を相手に14試合無敗を続けている。下位よりも上位から勝ち点を獲っているのだ。取りこぼしの多さは問題視すべきところでもあるが、現在7位のエバートンもリバプールが強さを発揮する対象かもしれない。
リバプールは現在、マージーサイドダービーで2連勝中だ。3連勝となれば、ユルゲン・クロップ監督はリバプールの歴史で初めてダービーで3連勝スタートを切った監督ということになる。
近年の成績が、次のダービーに影響するかは分からない。それでもリバプールファンにとっての安心材料にはなりそうだ。
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