アーセン・ヴェンゲル監督【写真:Getty Images】
アーセナルを率いるアーセン・ヴェンゲル監督は、現在の不振の責任が自分にあるとするのは「簡単な言い訳」だと語った。英メディア『スカイ・スポーツ』が伝えている。
クラブを長く指揮するヴェンゲル監督は、今シーズンで満了となる契約を延長するかが注目されている。最近の不振から、ファンからも指揮官の交代を望む声が出ているところだ。
自身の将来について、クラブが結果で判断することはないと語るヴェンゲル監督は、「それは簡単な言い訳だ」とコメント。「監督している期間が2年だろうが10年だろうが、私はいつでも次の試合に勝つ、という同じ意欲で取り組んでいる。我々が簡単な言い訳を探す位置にいないと信じているよ」と語った。
1996年からアーセナルを率いるヴェンゲル監督は、「20年クラブにいて最悪のことは、不安定にすることだ。私が何かをつくったとすれば安定だろう」と、一定の成果をあげたことを強調している。
いずれにしても、ヴェンゲル監督は試合に勝つことに集中している。
「何がうまくいっていないのかと言えば、守備だ。シーズン終盤に向けて、この流れを変えていかなければいけない」
「我々が望んでいたようにはいなかったシーズンだが、まだ許容できるシーズンにすることはできる。トップ4に入る可能性はまだあるし、FAカップでは準決勝が待っているところだ」
プレミアリーグ前節はウェスト・ブロムウィッチに敗れて6位のアーセナル。今週末はホームでマンチェスター・シティと対戦する。
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