ウェストハム時代のカールトン・コール【写真:Getty Images】
インドネシア1部のペルシブ・バンドンは30日、元イングランド代表FWカールトン・コールの加入を発表した。
チェルシーの下部組織出身のC・コールは、主に2006年から2015年にかけて在籍したウェストハム時代の活躍が知られている。現在33歳で、昨季はスコットランド1部のセルティックでプレーした後、アメリカ2部相当のUSLに属するサクラメント・リパブリックで2ヶ月間プレーし、昨年10月以降はフリーになっていた。
イングランド代表通算7試合出場の実績を持つ長身FWは、27日夜にインドネシア入りし、28日にペルシブ・バンドンと交渉、29日にはメディカルチェックを通過した。わずか4日ほどの短期間で正式契約締結に至ったという。
背番号はウェストハム時代に愛用していた「12」に決まった。プレミアリーグ通算290試合出場51ゴールの実績を誇るC・コールは、ペルシブ・バンドン入団に際し「信じられない。このユニフォームは僕がチェルシーでキャリアを始めたときを思い出す」と喜びを語っている。
近年はなかなか結果を残せておらず下り坂に差し掛かっているが、初挑戦となるアジアの地でもうひと花咲かせることができるだろうか。ペルシブ・バンドンには元チェルシーのMFマイケル・エッシェンが在籍しており、2人の共演にも注目が集まる。
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