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フランス、映像判定に泣くも指揮官は前向き「サッカーの進化」

text by 編集部 photo by Getty Images

ディディエ・デシャン
ディディエ・デシャン監督【写真:Getty Images】

 フランス代表を率いるディディエ・デシャン監督は、映像による判定が「サッカーの進化」だと考えている。フランスメディアなどが、同指揮官のコメントを伝えた。

 現地時間28日に行われた国際親善試合のフランス対スペインでは、映像による判定が注目を集めた。0-0で迎えた後半の立ち上がり、フランスはFWアントワーヌ・グリーズマンのゴールで先制したかと思われたが、ラストパスを出したDFレーバン・クルザワの位置がオフサイドだったことが映像で確認されて取り消された。

 終盤にスペインはFWジェラール・デウロフェウのゴールで2点目を奪う。このシーンでは最初に副審がオフサイドの旗をあげていたが、映像ではフランスのDFサミュエル・ウンティティが残っていたことが確認されている。

 映像による判定が不利に働いた格好になったフランスだが、デシャン監督は納得しているようだ。フランス代表指揮官は「公平で確認できるなら、(ビデオ判定が)ダメな理由などないだろう」とコメント。「それは我々のサッカーを少し変えるだろう。今日は我々だったが、みんなが通る道になる。少し変わったが、それはサッカーの進化なんだ」と、前向きなコメントを残した。

【了】

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