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アルゼンチン、W杯出場に黄信号。”鬼門の敵地”ボリビアで完敗…メッシ不在も響く

text by 編集部 photo by Getty Images

アルゼンチン代表
敗れたアルゼンチン代表【写真:Getty Images】

【ボリビア 2-0 アルゼンチン ロシアW杯南米予選】

 現地時間28日に2018年ロシアW杯南米予選の試合が行われ、アルゼンチン代表はアウェイでボリビア代表と対戦。フアン・アルセなどにゴールを許し、アルゼンチンは0-2の敗戦を喫している。

 試合開始から約6時間前、国際サッカー連盟(FIFA)がアルゼンチン代表のリオネル・メッシに対してロシアW杯南米予選で4試合の出場停止処分を科すことを発表した。現地時間23日に行われたチリ戦で審判に対して侮辱的な言葉を吐いたことが原因となっている。ただ、試合直前だったこともあり代役の選手を招集することが不可能なタイミングとなった。

 アルゼンチンにとってアウェイのボリビアは”鬼門”とされている。試合が開催されるスタジアム(エスタディオ・エルナンド・シレス)は世界一高い場所にある競技場だからだ。これまで何度もアルゼンチンは苦しめられてきた。そして今回も、再びアルゼンチンを苦しめる。

 試合開始して31分、後方からのロングボールをアルセがヘディングで押し込みボリビアが先制。さらに52分、逆サイドからのクロスボールをマルセロ・マルティンス・モレノが押し込んでボリビアに追加点が入る。結局、アルゼンチンは1点も返すことができず0-2の敗戦を喫した。メッシ不在の状況が続くため、アルゼンチンはW杯出場に向けて厳しい状況に追い込まれている。

【得点者】
31分 1-0 アルセ(ボリビア)
52分 2-0 モレノ(ボリビア)

【了】

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