ルイス・ファビアーノ【写真:Getty Images】
フラメンゴ対バスコ・ダ・ガマの一戦で、シミュレーションにより退場者が出た。しかし、シミュレーションをしたのは主審だったと、ブラジルメディアを中心に話題となっている。
問題が起きたのはアウェイのバスコ・ダ・ガマが1点リードで迎えた53分だった。相手のカウンターを後ろから阻止したバスコ・ダ・ガマのFWルイス・ファビアーノが警告を受けた。この判定に抗議をしようと主審に近寄ると、2人が接近したところで主審が後ろに大きく弾かれてバランスを崩している。すると、この主審はすぐさま胸ポケットに手をかけ、レッドカードを提示した。
元セビージャFWは、この判定に困惑。チームは激しく抗議した。それもそのはず、ルイス・ファビアーノはほとんど主審と接触しておらず、主審が勝手によろめいただけのように見えるからだ。
審判の“シミュレーション”で10人になったバスコ・ダ・ガマはその後逆転を許したが、終了間際にPKで同点として2-2の引き分けで試合を終えている。
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