日本代表のスターティングメンバーが発表された(写真はUAE戦のもの)【写真:Getty Images】
日本代表は、ロシアワールドカップ・アジア最終予選のタイ戦(埼玉)に向けたスターティングメンバーを発表した。
23日にアウェイで行われたUAE戦からは2人が変更。負傷離脱した大迫勇也と今野泰幸に代わって岡崎慎司と酒井高徳が先発に名を連ねた。
岡崎の先発出場は5ヶ月ぶりとなる。昨年10月に行われた最終予選のイラク戦以降は途中出場または出番なしが続いており、昨年6月の親善試合ブルガリア戦以来ゴールからも遠ざかっている。
日本代表史上3人目となる通算50得点達成まであと1ゴールに迫る岡崎だが、9ヶ月ぶりのゴールとなるだろうか。
また、酒井高はボランチでの出場が予想される。なお、負傷離脱している長谷部誠に代わり、キャプテンはUAE戦に続いて吉田麻也が務める。
タイ戦のスターティングメンバーは以下の通り。試合は19:35キックオフ予定。
▼GK
1.川島永嗣(FCメス/フランス)
▼DF
5.長友佑都(インテル/イタリア)
6.森重真人(FC東京)
19.酒井宏樹(マルセイユ/フランス)
21.酒井高徳(ハンブルガーSV/ドイツ)
22.吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)
▼MF
10.香川真司(ドルトムント/ドイツ)
16.山口蛍(セレッソ大阪)
▼FW
8.原口元気(ヘルタ・ベルリン/ドイツ)
9.岡崎慎司(レスター・シティ/イングランド)
14.久保裕也(ヘント/ベルギー)
アウェイでのUAE戦に勝利した日本代表は、ホームのタイ戦に勝利すれば6大会連続のワールドカップ本大会出場に大きく近づく。
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督も「我々はUAEと素晴らしい試合をしたが、次に勝つことでその価値が生まれる。UAEに勝っても(タイ戦で)気を緩めてしまったらプロ失格だ」と、FIFAランキング127位と格下のタイ相手にも気を引き締めている。
昨年9月に行われたアウェイでの一戦は原口元気と浅野拓磨のゴールで勝利するなど、日本代表はタイ相手に4連勝中。一方のタイは、日本戦で勝利を逃した瞬間にワールドカップ出場権が消滅する状況だ。
【グループB 順位表】
1位.サウジアラビア(13)
2位.日本(13)
3位.オーストラリア(10)
4位.UAE(9)
5位.イラク(4)
6位.タイ(1)
※()内は6試合を終えての勝ち点
※上位2チームがワールドカップ出場権を獲得。3位チームはアジアプレーオフに回る。
【了】