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プレッシャーを歓迎するハリル「重要な試合ほど大きくなるが、私は大好き」

text by 編集部 photo by Wataru Funaki

ヴァイッド・ハリルホジッチ
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督【写真:舩木渉】

 日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は27日、翌日に行われるロシアW杯アジア最終予選タイ戦の前日会見に臨んだ。同指揮官は、「プレッシャーをかけてくれ」とリクエストしている。

 日本のW杯最終予選は厳しいスタートとなった。ホームでUAEに敗れて出遅れている。それでも、25日にアウェイでUAEに勝利して、本大会出場に大きく近づくことに成功した。

 ハリルホジッチ監督は「初戦を落としたあと、突破できないと言われた」と当時を振り返り、「今は予選突破目前のところまできた」とここまでの歩みを語った。そして、タイ戦で「これを確実にしていかなければいけない」と意気込んでいる。

 同指揮官は「重要な試合になればなるほど、プレッシャーはふくらむ。それをコントロールしなければいけない」としたうえで、私は「プレッシャーが大好きだ」と話した。

「日本を離れるのかという質問もあったが、そういうのも好きだ。どんどん私にプレッシャーをかけてほしい。そういったプレッシャーは本来良いものではないかもしれないが、私にとっては勝つためのより大きなモチベーションになる」

 ハリルホジッチ監督は「もちろん仲間の全員がそうではない」としながらも、「このグループに愛着がある。選手は素晴らしい人ばかりだ」とチームに満足している様子。「ただ、愛するためだけに来たのではない。一緒に勝つために来たんだ」と、あくまで結果が最優先であることを強調した。

(取材:舩木渉、文・構成:編集部)

【了】

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