チェルシーのエデン・アザール【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督は、来シーズンの新戦力としてチェルシーのベルギー代表MFエデン・アザールを獲得することを希望し、フロレンティーノ・ペレス会長にその要望を伝えているという。26日付のスペイン紙『マルカ』が伝えた。
ジダン監督は以前からアザールを高く評価しており、ペレス会長の相談役を務めていた2012年の時点から、当時フランスでプレーしていたアザールの獲得を推薦していたという。一方のアザールもジダン監督が憧れの存在であることを認めており、二人は“相思相愛“だと言える。
ジダン監督は来季こそアザールを自らのチームに迎え入れたいと考え、ペレス会長に獲得を要請しているとみられている。会長はアザール獲得に動くかどうかを決断してはおらず、他の新戦力候補にも目を向けているものの、監督の希望がアザールにあることは理解しているとのことだ。
チェルシーの“10番“を手に入れるためには、もう一人の“10番“の動向がカギを握ることになる可能性があるという見方も伝えられている。チェルシーはマドリーのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスに関心を抱いており、両選手を含めた形での取引が行われることも考えられるという。
アザールが今季チェルシーで調子を取り戻す一方で、ハメスは安定した出場機会を得られず苦戦が続いてきた。2人の10番の居場所が来季には入れ替わることもあり得るのだろうか。
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