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「足を縫っただけで済んで幸運だった」。ベイルのラフプレーを相手DFが非難

text by 編集部 photo by Getty Images

ガレス・ベイル、ジョン・オシェイ
ガレス・ベイルとジョン・オシェイ【写真:Getty Images】

 アイルランド代表のDFジョン・オシェイは、ウェールズ代表のFWガレス・ベイルから受けた危険なタックルについて、重傷に繋がっていた恐れもあったとして非難している。25日付の英紙『ガーディアン』などが伝えた。

 アイルランドとウェールズは、現地時間24日に行われたロシアW杯欧州予選グループDの試合で対戦し、0-0のドローに終わった。ベイルはこの試合の後半に、オシェイに向けて足の裏を見せてのタックルを食らわせ、イエローカードを受ける場面があった。

 その直後にはアイルランド代表の主将を務めるDFシェイマス・コールマンが激しいタックルを受け、骨折した右脚があらぬ方向へ曲がるという重傷を負ってしまった。タックルを食らわせたDFニール・テイラーにはレッドカードが提示されている。

「何針も縫ったよ」とオシェイは、ベイルのスパイクにより受けた傷についてコメント。「シェイマスのことを考えれば、僕はすごく幸運だったよ。別の日なら、レッドカードは2枚出ていたかもしれない」とベイルが退場しなかったことへの不満をのぞかせた。

「ダービーマッチの状況だし、激しいタックルがあることは問題ないが、あれだけ遅れて来てああいうプレーをするのは話が別だ。ベイルのタックルの映像を見直すと、少し腹が立ったよ。幸い無事だったけどね」

 なお、ベイルはこの試合で受けたイエローカードにより累積2枚目。6月に行われるセルビア代表との重要な一戦には出場停止となる。

【了】

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