イングランド代表のウェイン・ルーニー【写真:Getty Images】
イングランド代表のガレス・サウスゲート監督は、今回の代表チームから外れているマンチェスター・ユナイテッドのFWウェイン・ルーニーについて、代表でのキャリアが終わったわけではないと主張した。26日付の英メディア『スカイ・スポーツ』などが伝えている。
ユナイテッドとイングランド代表の不動のエースとして長年活躍してきたルーニーだが、今季のユナイテッドでは先発での出場機会が大幅に減少。代表チームでも立場は安泰ではなくなりつつある。
イングランド代表は現地時間22日にドイツ代表との国際親善試合を行ったが、この試合にはドイツのFWルーカス・ポドルスキが最後の代表戦として出場し、盛大なセレモニーで別れを告げた。その様子を目にしたイングランドでは、ポドルスキと同じ31歳のルーニーに対しても、同様の花道を用意すべきだという声も上がっている。
だがサウスゲート監督は、ルーニーの代表引退はまだ当分先のことだと主張。ルーニーが自身の構想に含まれているとして、「彼にはまだチームの一員としてプレーするチャンスが十分にあるのに、なぜ記念試合の話になるのか理解できない。彼が終わったと考える理由はない」と語った。
イングランド代表は、26日にはロシアW杯欧州予選のリトアニア戦に臨む。ルーニーが不在の中、サウスゲート監督はGKジョー・ハートがこの試合でキャプテンを務めることを明言している。
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