トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督【写真:Getty Images】
トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督がバルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長と会食したことが伝えられ、バルサの次期監督就任に向けた動きではないかという憶測も持たれている。24日付の英紙『スタンダード』などが伝えた。
バルサのルイス・エンリケ監督は今シーズン限りで退任することをすでに発表しており、クラブは新監督探しをスタートさせている。プレミアリーグで評価を高めているアルゼンチン人指揮官もその候補の一人だと推測されていた。
ポチェッティーノ監督は、インターナショナルマッチデーによるリーグ中断期間を活かしてバルセロナへ向かい、バルトメウ会長と食事を共にしたとみられている。現役時代にエスパニョールでプレーしたポチェッティーノ監督はバルセロナに家を持っており、バルトメウ会長とは友人関係にあるという。
トッテナムとしてはポチェッティーノ監督が引き抜かれることを望んではいないが、今回の動きを心配はしていないようだ。ポチェッティーノ監督とバルトメウ会長が会うことは事前に把握しており、問題視するようなことではないという姿勢を取っていると伝えられている。
一方でバルサは、同じく新監督候補の一人とみられるアスレティック・ビルバオのエルネスト・バルベルデ監督との接触を否定している。ビルバオに対して交渉許可を求めたというスペインでの報道を受け、24日にその内容を否定する公式声明を出した。
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