元バルセロナのヨハン・クライフ氏【写真:Getty Images】
バルセロナは25日、クラブのレジェンドである故ヨハン・クライフ氏の偉業を後世に語り継ぐため、スタジアム名として同氏の名前を残すなどの一連のプランを発表した。
バルサやオランダ代表で選手として活躍し、バルサの監督としても“ドリームチーム“と呼ばれる一時代を築いたクライフ氏は、昨年3月24日に68歳で死去した。死去から1年の命日を迎えたのに合わせ、同氏の業績を記念する計画案が明らかにされた。
まずバルサは、Bチームなどの新たな本拠地として建設が予定されている新スタジアム(通称「新ミニ・エスタディ」)にクライフ氏の名をつけ、「エスタディ・ヨハン・クライフ」と呼ぶことを発表。スタンド上部にクライフ氏の名を入れたデザイン案も公表している。
また、本拠地カンプ・ノウの敷地内にクライフ氏の銅像を設置すること、バルセロナ・ミュージアムにクライフ氏の業績を伝える専用スペースを設けることも計画されている。バルセロナ市に対し、クラブ事務所の位置する通りの名を「ヨハン・クライフ通り」に改名するよう働きかけることも発表された。
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