久保裕也が日本代表初ゴール【写真:Getty Images】
【日本 2-0 UAE 2018年ロシアW杯アジア最終予選】
現地時間23日、日本代表はロシアW杯アジア最終予選でUAE代表と対戦し、アウェイで2-0の勝利を収めた。
序盤の14分、相手DF2人の間を上手く突いて酒井宏樹からのスルーパスに抜け出した久保裕也が、角度のないところから右足でシュートをねじ込んだ。この貴重な先制点は久保にとっての代表初ゴールで、決勝点となっている。
試合後、久保は「(酒井)宏樹さんからいいパスがきた。意外とフリーだったので振り抜こうかなと思って、うまくいってよかったです」と日本代表3キャップ目にして初めて奪った得点を振り返った。
昨年11月のサウジアラビア戦では先発出場のチャンスをもらったものの、負傷して前半のみで無念の交代。年内の欠場を強いられる悔しい思いをした。それだけにUAE戦にかける気持ちは強かったようだ。
「とにかく前回は不甲斐ない形で終わっていたので、今回はしっかりチームに貢献したいなと思っていた。それができたかなと思います」
これまで絶対的な存在だった本田圭佑の状態が万全でない中、ベルギーで絶好調を維持している久保にかかる期待は大きい。1月のヘント移籍から7試合で5ゴールを挙げており、その勢いを日本代表にもいい形で持ち込めている。
主力定着のために「もっと結果を残していかなければいけない」と気を引き締める久保は、28日のホーム・タイ戦に向けて「個人的にもまたチームに貢献できるように、しっかり準備したい」とさらなる活躍を誓った。
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