エバートン時代のウェイン・ルーニー【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドで居場所を失いつつあるウェイン・ルーニーは、夏に古巣エバートン復帰を決断するかもしれない。英紙『インディペンデント』が報じた。
2月に中国移籍の可能性が取りざたされたルーニーだったが、ロシアW杯にイングランド代表として出場するためユナイテッド退団を拒んだ。それでもプレミアリーグ内への移籍であれば検討するようだ。
そこで手を挙げたのが、ルーニーにとって少年時代を過ごした古巣であるエバートンだった。『インディペンデント』紙によれば、ユナイテッドとの間では合意間近で、ルーニーの現行契約が2019年まで残されているにもかかわらず、移籍金ゼロで取引が成立する可能性もあるという。
ウェストハムなどもルーニーの獲得に関心を示しているものの、本人は18歳まで過ごした古巣への思い入れが強く、週給が現状の半額である15万ポンド(約2100万円)になってもエバートン復帰を決断するのではないかと見られている。
今月ガレス・サウスゲイト監督が招集したイングランド代表メンバーから漏れ、ロシアW杯に出場できるか微妙な状況にあるルーニー。プロキャリアを歩み始めた古巣帰還で心機一転、かつてのようなパフォーマンスを取り戻したいところだ。
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