大迫勇也【写真:Getty Images】
日本代表は21日、ロシアW杯アジア最終予選・UAE戦へ向け練習を行った。
大迫勇也は、ドイツ・ブンデスリーガのケルンで好調を維持している。直近のヘルタ・ベルリン戦では豪快なシュートを叩き込み、リーグ戦6点目を記録した。「入る時は入る。ただ、思い切り打てたことはすごくいいこと」と話し、「ゴール前ではシンプルに、頭をクリアにしてどんどん狙っていくことがやっぱり大事だなと改めて感じた」と得点への貪欲な姿勢を示した。
ハリルジャパンでも重要な存在となりつつある。昨年11月のサウジアラビア戦では1トップとして体を張り、何度もボールを呼び込んだ。そして正確なポストプレーでチームに貢献。最前線に起点が生まれ、味方は躊躇なく走りこむことができるなど攻撃を加速させた。
一方で、この試合で自身は無得点に終わっている。ストライカーである以上ゴールが求められるが、「ゴールをまず狙うことが一番だし、味方がフリーでもゴールを取るぞ、っていうくらいの勢いを出せれば」と、大迫の言葉からは自信がうかがえる。
「ゴールに一番近い選手が狙うことでチームを勇気づけられると思うし、結果を出せれば勝ちに近づくんじゃないかなと思う」
大迫は、日本代表を勝利に導くゴールを奪うことができるだろうか。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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