ニースのマリオ・バロテッリ【写真:Getty Images】
フランスのニースに所属する元イタリア代表FWマリオ・バロテッリは、現地時間18日に行われたリーグアン第30節のナント戦で、キックオフから約2分間プレーすることができなかった。
バロテッリはナント戦に先発で出場したが、キックオフ直後からピッチサイドに残り、約2分が経過するまでプレーできなかったことを英メディア『BTスポーツ』が映像に捉えて伝えている。その理由は、「シューズの紐を固く結びすぎた」ことだったようだ。
紐をほどいて結び直すだけなら、通常は数秒あれば済むことかもしれない。だがバロテッリを手伝ったニースのコーチングスタッフは靴紐をほどくのに悪戦苦闘する様子を見せ、結局バロテッリは試合の最初の2分間を逃すことになった。
過去の所属クラブで、ピッチ内外で様々な騒動を引き起こしてきた“問題児“バロテッリは、昨夏にリバプールからニースへ完全移籍。すでに3度の退場処分(うち一度は誤審として取り消し)を受けるなど、やはりトラブルメーカーな一面を見せながらも、リーグ戦17試合に出場して10得点と一定の結果を出している。
バロテッリの2分間の不在が大きく影響することはなかったようだが、ナントとの試合は1-1のドローで終了。今季前半戦に首位を走る躍進を見せていたニースは現在3位に後退しており、このドローで首位モナコとの差は7ポイントに広がった。
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