ホセ・ルイス・マルティ監督と柴崎岳【写真:Getty Images】
スペイン2部のテネリフェに所属するMF柴崎岳は、現地時間19日に行われた第30節のレウス・デポルティウ戦に交代出場してスペインでの公式戦初出場を果たした。ホセ・ルイス・マルティ監督の試合後のコメントを、クラブ公式サイトや地元紙『エル・ドルサル』などが伝えている。
前節のヘタフェ戦でテネリフェ加入後初めてベンチに入っていた柴崎だが、その試合では出場なし。ホームで行われたレウス戦では、0-1で迎えた74分に送り出されて初めてスペインのピッチに立った。
マルティ監督は試合後の会見で、「もう少し前の位置で見たいと思っていた」と柴崎のプレーしたポジションについて述べ、より前線へ向けてパスを繋いでいけることを期待しているとコメント。「まだこのリーグやチームメートたち、欧州のサッカーについて知ろうとしているところだ」と話し、今後さらに適応を進めていくことでプレーが改善されていくという見通しを示している。
テネリフェはこの試合に0-1で敗れる結果に終わり、リーグ戦での無敗が連続11試合でストップ。2部リーグであるため代表マッチの期間中もリーグ戦は中断されず、次節は26日にアウェイでカディス戦が行われる。
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