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今野、代表復帰を祝う先制ヘッド。だが土壇場のPKで浦和が追いつきドロー

text by 編集部 photo by Getty Images

今野泰幸
ガンバ大阪の今野泰幸【写真:Getty Images for DAZN】

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【ガンバ大阪 1-1 浦和レッズ J1 第4節】

 明治安田生命J1リーグの第4節が19日に行われ、ガンバ大阪がホームに浦和レッズを迎えた。

 先週AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の試合を戦った両チームの対戦は、今節の他の試合より1日遅れて1試合のみ日曜日の開催となった。そのACLではともに敗戦を喫しており、悪い流れのまま中断を迎えないためにも白星が欲しい一戦だった。

 序盤はG大阪にもゴールに迫る形があったが、徐々に流れはアウェイの浦和へと傾き、決定的なゴールチャンスを量産していく。17分には興梠が頭で繋いだボールに宇賀神がボレーで合わせたシュートがわずかにゴール右へ。34分には相手のミスにより高い位置でボールを奪い、興梠がエリア手前から放ったシュートがわずかにクロスバーをかすめる。

 その後もラファエル・シルバや森脇などのシュートでゴールを脅かし続けた浦和は、前半アディショナルタイムにも槙野のミドルシュートでポストを叩く。前半はシュート数で9対1とG大阪を圧倒したが、ゴールは奪うことができずに0-0でハーフタイムを迎えた。

 浦和にとっては、チャンスの相次いだ前半に決められなかったことが高くつく展開となってしまう。57分、倉田がドリブルで運んで左サイドへ展開すると、オ・ジェソクが絶妙なクロスを上げ、中央に上がっていた今野が頭で合わせる。ハリルジャパンに久々に招集された2人が絡んで先制ゴールを奪い、吹田スタジアムは歓喜に沸き立った。

 G大阪は前節負傷した東口に代わってゴールを守っていた藤ヶ谷も負傷してしまうアクシデントに見舞われ、73分に田尻と交代。ユースからトップチームに昇格して6年目の田尻はこれが公式戦デビューとなったが、79分にはフリーで抜け出した阿部のシュートを阻んで喝采を浴びた。

 浦和はその後も猛攻を繰り出し、85分にはスムーズな連携で崩して武藤がシュートを放つがゴール上へ。89分には槙野のヘディングが左ポストを叩き、決定機を生み出しながらもゴールを奪うことができない。

 だが後半アディショナルタイムに入ったところでついに猛攻が実を結ぶ。波状攻撃から宇賀神の放ったシュートを倉田が手で止める形となり、浦和がPKを獲得。ラファエル・シルバが開幕から4試合連続の計5点目となるゴールを叩き込み、試合を1-1のドローに持ち込んだ。

【得点者】
57分 1-0 今野泰幸(G大阪)
90+3分 1-1 ラファエル・シルバ(浦和)

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【了】

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