ケルンのアンソニー・モデスト(左)と大迫勇也(右)【写真:Getty Images】
現地時間18日にブンデスリーガ第25節が行われ、ケルンはヘルタ・ベルリンに4-2で勝利を収めた。
この試合の開始6分、ケルンのFW大迫勇也は味方からのパスを胸でコントロールして反転すると、迷わず右足をひと振り。ゴールまで35mほどの距離から放たれた強烈な無回転シュートはGKの手をかすめてゴールネットに突き刺さった。
観る者の度肝を抜いた得点の後、大迫と前線でコンビを組むアンソニー・モデストが披露したゴールパフォーマンスが話題を呼んでいた。2人は互いにカンフーのように見えるポーズで笑顔を見せたが、実際は違うものをモチーフにしていたようだ。
試合後にブンデスリーガ公式ツイッターのインタビューに応じたモデストは、「あれはちょっとした空手みたいなものなんだ。『ラッシュアワー3』という映画に黒人と日本人の男性が出てくるんだよ。あれは面白い」と語った。
大迫とのゴールパフォーマンスはカンフーではなく、「空手」を意識したもので、映画が元になっていた。
モデストは「僕らが楽しめていることが重要だと思うし、うまくプレーできている」と、大迫とのコンビに手応えを感じている。2人のピッチ内での連携は抜群で、ピッチの外でも良い関係を築けているようだ。
ヘルタ・ベルリン戦で大迫は1ゴール1アシストを記録し、モデストはハットトリックの活躍でチームを6試合ぶりの勝利に導いた。この2人が終盤戦に向けてケルンを上位へ導くキーマンになるのは間違いなさそうだ。
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