ウェスト・ブロムウィッチがアーセナル撃破【写真:Getty Images】
【ウェスト・ブロムウィッチ 3-1 アーセナル プレミアリーグ 第29節】
イングランド・プレミアリーグ第29節が現地時間の18日に行なわれ、アーセナルはアウェイでウェスト・ブロムウィッチと対戦。1-3で敗れる結果に終わっている。
今季のリーグ優勝はすでに困難となり、チャンピオンズリーグ(CL)でも大敗の末にベスト16の壁を破れず。ヴェンゲル監督の退任を求める声も強まっているアーセナルは、最低限の目標となる4位以内での来季CL出場権獲得に向けて落とすわけにはいかない試合だった。
だが開始12分、先手を取ったのはホームのウェスト・ブロム。左からのCKにDFドーソンが頭で合わせ、得意とするセットプレーで先制点をもぎ取った。
アーセナルもすぐさま反撃に転じ、3分後にはエースが同点ゴールを生み出す。右サイドのジャカからのクロスをエリア内左側で受けたサンチェスは、戻って対応するDF陣を落ち着いてかわし、今季リーグ戦18点目となるゴールを叩き込む。
前半のうちに守護神チェフが負傷し、交代するアクシデントに見舞われたアーセナルは、55分に再び勝ち越しを許してしまう。マクリーンが裏へ抜け出したプレーはGKオスピナが阻んだが、こぼれ球にロブソン=カヌが反応してボールはゴール内へ。オフサイドポジションに残っていたマクリーンはボールをまたぐ形となったが、プレーに関与はしていないという判断で得点が認められた。
さらに75分、今後は先制点と逆の右CKからのボールにまたもドーソンが頭で合わせて追加点。そのまま3-1でホームのウェスト・ブロムが勝利を収めた。
アーセナルは勝ち点50で5位のまま。4位リバプールよりまだ1試合を多く残した状況だとはいえ、5ポイントの勝ち点差を縮めることができなかった。4位以内の確保すら危うい状況に追い込まれつつある。
【得点者】
12分 1-0 ドーソン(ウェスト・ブロム)
15分 1-1 サンチェス(アーセナル)
55分 2-1 ロブソン=カヌ(ウェスト・ブロム)
75分 3-1 ドーソン(ウェスト・ブロム)
【了】