レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督【写真:Getty Images】
現地時間17日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝組み合わせ抽選会の結果により、レアル・マドリーはバイエルン・ミュンヘンと対戦することが決まった。組み合わせ決定後のジネディーヌ・ジダン監督のコメントをスペインなどの複数メディアが伝えている。
準々決勝の抽選では同国対決なども排除されないため、他の7チーム全てと対戦する可能性は均等だった。7分の1の確率からマドリーが引き当てた相手は、バルセロナと並んで現時点で優勝候補に挙げられるドイツ王者だった。
マドリーはこれまでCL決勝トーナメントの抽選では楽な相手を引き当てることが多かったとして、他クラブのファンなどからは抽選ポッドの中に「熱いボール」が入っているのではないかなどという声もあった。抽選のドロワーはポッドの中から無作為にボールを取り出すことになっているが、そのボールが温度で区別できるようになっているというわけだ。
17日の会見で質問を受けたジダン監督は、「笑ってしまうね。これで熱いボールがないことが分かったよ」と笑いながらコメント。抽選に不正がない証拠だと主張した。
バイエルンを率いるカルロ・アンチェロッティ監督はマドリーの元監督であり、ジダン監督はそのアシスタントを務めていた。”師弟対決”となる一戦に向けて、「我々はお互いをよく知っている。どんなことも起こり得る試合だ。大事なのはシステムよりもピッチ上で見せる姿勢やインテンシティーだ」とコメントしている。
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