ドイツ代表のルーカス・ポドルスキ【写真:Getty Images】
17日、ドイツサッカー協会は現地時間22日に行われるイングランド代表との国際親善試合および26日に行われるロシアW杯欧州予選のアゼルバイジャン戦に向けた招集メンバーを発表した。
トルコのガラタサライからJ1のヴィッセル神戸へ移籍することが先日発表されたFWルーカス・ポドルスキは、今回が最後の代表招集となる。昨夏のEURO2016終了後に代表引退を表明しており、今回はドイツ代表での“引退試合“としてイングランド戦に出場することが予定されている。
2004年にドイツ代表にデビューしたポドルスキは、いずれもドイツ歴代3位の129キャップと48得点を記録している。ドルトムントで開催されるイングランド戦では通算130試合目の出場を果たし、3大会のW杯出場や2014年大会優勝などを含む輝かしいキャリアに幕を下ろすことになる。
「ルーカスがこういう素晴らしい形で別れを告げるのは喜ばしいことだ。彼にふさわしい別れとなる。イングランドとの試合はいつも大一番であり、ドルトムントの素晴らしいファンの前で行われる試合でもある。本当にファンタスティックな雰囲気になるはずだ」とヨアヒム・レーブ監督はコメントしている。
ポドルスキと入れ替わるように、RBライプツィヒに所属する期待の若手FWティモ・ヴェルナーはA代表に初招集を受けた。今季ブンデスリーガで14得点を挙げてライプツィヒの躍進に貢献している21歳には今回の2試合で代表デビューが期待される。
W杯予選ではドイツ代表は順調な戦いを見せ、これまで4戦全勝を飾っている。今回招集されたメンバーは以下の通り。
▼GK
ベルント・レノ(レバークーゼン)
マヌエル・ノイアー(バイエルン・ミュンヘン)
マルク・アンドレ・テア・シュテーゲン(バルセロナ)
▼DF
ヨナス・ヘクター(ケルン)
ベネディクト・ヘーベデス(シャルケ)
マッツ・フンメルス(バイエルン・ミュンヘン)
ジョシュア・キミッヒ(バイエルン・ミュンヘン)
シュコドラン・ムスタフィ(アーセナル)
セバスティアン・ルディ(ホッフェンハイム)
アントニオ・リュディガー(ローマ)
ニクラス・ジューレ(ホッフェンハイム)
▼MF/FW
ユリアン・ブラント(レバークーゼン)
エムレ・ジャン(リバプール)
ユリアン・ドラクスラー(パリ・サンジェルマン)
マリオ・ゴメス(ヴォルフスブルク)
サミ・ケディラ(ユベントス)
トニ・クロース(レアル・マドリー)
トーマス・ミュラー(バイエルン・ミュンヘン)
メスト・エジル(アーセナル)
ルーカス・ポドルスキ(ガラタサライ)
リロイ・サネ(マンチェスター・シティ)
アンドレ・シュールレ(ドルトムント)
ユリアン・バイグル(ドルトムント)
ティモ・ヴェルナー(ライプツィヒ)
【了】