香川真司【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントは、現地時間17日に行われたブンデスリーガ第25節でインゴルシュタットに1-0で勝利を収めた。
この試合に先発出場したドルトムントの香川真司は、前半に先制点の起点となるスルーパスを通すなど90分間安定したプレーを披露。公式戦3試合連続フル出場で勝利に貢献した。
ここ1週間で3試合をこなした香川だが、それまではベンチを温める日々が続いていた。そんな中でマルコ・ロイスが負傷したうえ、トーマス・トゥヘル監督がシステム変更に踏み切ったことなどもあってチャンスを掴んだ。
「きつすぎて、ヤバかったですね(苦笑)」と、3試合連続のフル出場を振り返った香川。インゴルシュタット戦は内容がよくなかっただけに、「試合後の疲労感はなかなかスゴかった」という。一方で自らのプレーは好感触だったようだ。
「(プレーに)手応えは感じてますし、自分の状況もいいと思っている。これを続けていくしかないのかなと。ただ、メンバーの層も厚いですし、目に見える結果も求められる。(結果を)常に求めていきたい。あとは自分自身のプレーを出さなきゃいけないと思っているので、個性あるチームの中で最終的に生き残っていくために、自分をもっともっと表現したい」
リーグ戦は一旦中断となり、香川はこれから日本代表へと合流する。今の好調を維持して日本を勝利に導き、ドルトムントでの終盤戦に向けて弾みをつけたいところだ。
(取材:本田千尋、文・構成:編集部)
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