ドルトムントがオーバメヤンのゴールでインゴルシュタットに勝利【写真:Getty Images】
【ドルトムント 1-0 インゴルシュタット ブンデスリーガ第25節】
ドイツ・ブンデスリーガ第25節が現地時間17日に行われ、ボルシア・ドルトムントとインゴルシュタットが対戦した。
ドルトムントの香川真司はスターティングメンバーに名を連ねた。一時期出番の少なさに苦しんだが、3試合連続先発出場で改めてチームにとって重要な戦力であることを証明している。プリシッチとともに3-4-2-1の2シャドーに入った。
最初のゴールは14分、香川の反転からのスルーパスに反応し、左サイドを駆け上がったシュメルツァーが中央へ折り返すと、地を這うような弾道のパスをニアサイドに飛び込んだオーバメヤンがシュート。難しい体勢だったが、頼れるエースがドルトムントに先制点をもたらした。
それからはアウェイチームも粘りを見せる。前半を終えた時点でのシュート数はドルトムントよりもインゴルシュタットの方が多く、GKビュルキの奮闘など守備の頑張りがなければ同点に追いつかれていてもおかしくなかった。
後半開始早々、ドルトムントは大ピンチを迎える。ギンターのクリアが中途半端になって味方のソクラティスに当たってこぼれると、それをレッキーに拾われてフィニッシュまで持ち込まれてしまう。最終的には精度の低さに救われたが、あわよくば1点という場面だった。
その後もピリッとしないドルトムントは、豊富な運動量でプレッシャーをかけてくるインゴルシュタットに多くのチャンスを作られてしまう。最後の精度が低く失点は免れたものの、いつ同点に追いつかれてもおかしくなかった。
香川は公式戦3試合連続となる90分間フル出場で安定感のあるパフォーマンスを披露した。ドルトムントは17位と降格圏沈むインゴルシュタットに1-0でなんとか勝利を収め、前節ヘルタ・ベルリン戦の敗戦を払拭している。
【得点者】
14分 1-0 オーバメヤン(ドルトムント)
【了】