リバプール時代に注目集めたフランス人FW
現在はギリシャ1部のパニオニオスに所属するダビド・ンゴグ(写真はリバプール時代のもの)【写真:Getty Images】
ダビド・ンゴグ(パニオニオス)
パリ・サンジェルマンの下部組織出身のダビド・ンゴグは、リバプールに引き抜かれて将来を嘱望される逸材と言われていたが、その後のキャリアは下降線をたどっている。ボルトンやスウォンジーでも結果を出せず、母国フランスに戻ってランスにも所属したが2シーズンでわずか10ゴールを挙げるにとどまった。
今季からは活躍の場をギリシャ1部のパニオニオスへ移したものの、そこでも出場時間は12試合で144分しか得られず、1月中旬以降はベンチからも外れている。オリンピアコスに次ぐ2位と好調なチームで完全に蚊帳の外へと追いやられた。
冬にはポルトガル1部ボアヴィスタなどへの移籍も噂されながら実現せず。若手の時から指摘されていたムラっ気の多さと決定力不足は解決されておらず、27歳にしてキャリアの岐路に立たされている。
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