若くして大ブレイクも、素行が足を引っ張る問題児MF
ロシアのルビン・カザンに所属するMFヤン・ンヴィラ(写真はサンダーランド時代のもの)【写真:Getty Images】
MF:ヤン・ンヴィラ(ルビン・カザン)
フランス1部レンヌでプロデビューを飾り、大ブレイクを果たしたヤン・ンヴィラだが、ロシア移籍以降はその評価は右肩下がり。昨季終了とともにサンダーランドを退団し、現在はレンタル元のルビン・カザンに復帰している。
問題児としても知られており、過去には移籍が破談になったり、フランス代表から追放されたり、素行の悪さは折り紙つき。2012年11月にはU-21代表招集中に夜遊びをしたことによって、フランスサッカー連盟から2014年6月末まで代表戦出場停止処分を科され、ブラジルW杯出場のチャンスを棒に振った。
2014年夏から半年間だけインテルに在籍し、長友佑都とチームメイトだったこともある。だが、その期間でリーグ戦8試合にしか出場できなかった。昨年12月にはルビン・カザンと2020年夏までの契約延長に合意し、しばらくはロシアでプレーを続けることが決まっている。
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