ニースのマリオ・バロテッリ【写真:Getty Images】
ニースに所属するイタリア代表FWマリオ・バロテッリはかつてバルセロナに移籍寸前だったと仏ラジオ『RMC』が15日に報じた。
26歳のFWは「俺はバルセロナに移籍する直前だった。しかし、当時プレーしていたリバプールが多くの移籍金を要求したため破談になった」と移籍が実現しなかった経緯を語った。
また、バロテッリはかつて所属していたマンチェスター・シティとリバプールについても語っている。「シティ時代はすべてが素晴らしかった。あそこはイタリアのような雰囲気があった」と当時を振り返った。一方で「リバプールについて話をするのはやめよう」とだけ話し多くを語らなかった。
今夏から加入したニースでは浮き沈みの激しいシーズンを送っているバロテッリ。ルシアン・ファブレ監督のもと、リーグ戦序盤はゴールを量産しチームの首位の原動力となった。
しかし第19節の対ボルドー戦で退場になると、第26節でもレッドカードをもらいかつての“問題児”ぶりを発揮。ウィンターブレーク明けは2得点しか挙げておらず、第29節を終了した時点で3位と順位を落としている。
ここまでイタリア、イングランドそしてフランスのリーグでプレーし、キャリア通算285試合に出場しているバロテッリ。所属したクラブで高い潜在能力を披露する一方で、ピッチ内外での問題も影響して、なかなか安定した活躍をみせることが出来ていない状況だ。
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