ミランの本田圭佑【写真:Getty Images】
ミランに所属する日本代表FW本田圭佑は、現地時間16日にはチームの全体練習に復帰したようだ。『ミランTV』が伝えている。
本田は10日に行われたセリエAの前節ユベントス戦では招集外となり、理由は打撲によるものだったとされている。その後練習に復帰したものの15日には欠席し、日本では「インフルエンザ」によるものだとも報じられた。だがイタリア語で言う「インフルエンザ」は、日本で言う風邪も含む症状を指す。1日で練習に復帰できたのであれば、やはり単なる風邪程度の体調不良だったのではないかと推測される。
16日にはチームの全体練習に復帰しており、回復傾向がみられたとのことだ。だが万全の状態というわけではないようで、最後に行われたゲーム形式の練習は休んだと伝えられている。
コンディションさえ戻ってくれば、18日に行われるセリエA第29節ジェノア戦では久々に出場のチャンスが巡ってくる可能性もあるかもしれない。右FWのライバルであるFWスソが負傷を抱えていることもあり、15日の欠席以前には練習でレギュラー組に起用されていることが報じられていた。
セリエAで12試合連続出場なしという現状により、日本代表から落選するとの報道もあった本田だが、ロシアW杯アジア最終予選に向けて16日に発表されたメンバーには含まれている。ミランの“10番“は久々にセリエAのピッチに立ち、代表合流へ弾みをつけることができるだろうか。
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