オリバー・ボザニッチのヴァンフォーレ甲府加入が内定【写真:Getty Images】
J1のヴァンフォーレ甲府は16日、メルボルン・ビクトリーから元オーストラリア代表MFオリバー・ボザニッチの加入内定を発表した。
先週末のリーグ戦を欠場して移籍への憶測が強まっていたボザニッチは、メディカルチェック後に甲府と正式契約を結び、17日の練習からチームに合流する予定となっている。背番号は「21」に決まった。
イングランドのレディングでプロキャリアを歩み始め、複数クラブへの期限付き移籍を経て、2010年からオーストラリア・Aリーグのセントラルコースト・マリナーズに所属していたボザニッチ。その後はスイスのFCルツェルンでのプレーを経験し、2015年からメルボルン・ビクトリーに在籍していた。
中盤に創造性が不足していた甲府にとって、左利きのプレーメイカーは願ってもない戦力のはず。オーストラリア代表としては2015年を最後に遠ざかっているが、2014年のブラジルW杯に出場した経験をJリーグで生かせるだろうか。
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