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中国オーナーの意向? ミラノダービー、異例の“ランチタイム“開催に

text by 編集部 photo by Getty Images

長友佑都、本田圭佑
インテルの長友佑都とミランの本田圭佑【写真:Getty Images】

 イタリアのレーガ・カルチョは14日、セリエAの第30節から第33節にかけての試合開催日時を発表した。インテル対ミランのダービーマッチが異例の“ランチタイム“開催となったことが注目されている。

 第32節に予定されるインテル対ミラン戦は、4月15日土曜日の現地時間12時30分キックオフで開催されることが決定した。いわゆるランチタイムの試合であり、ミラノダービーがこの時刻に開催されるのは初めてのことだという。

 ビッグカードのひとつとして、ミラノダービーは通常ナイトゲームで開催される。20時30分または20時45分以外のキックオフ時刻となるのは、2008年5月の対戦が15時キックオフで行われて以来のことだ。

 この決定には、両チームの新オーナーである中国グループ(ミラン側は株式売却手続き完了が延期されているが)の意向が働いているのではないかとみられている。イタリア時間の12時30分は中国では19時30分であり、観戦しやすい時間帯となる。

 一方で、土曜日20時30分となる日本でも、翌日早朝となる通常のミラノダービーに比べて見やすい時間帯だといえる。インテルのDF長友佑都、ミランのFW本田圭佑はともに出場機会を得るのに苦戦している状況だが、日本人対決の実現が期待されるところだ。

【了】

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