ジョゼ・モウリーニョ監督(左)ともめるアントニオ・コンテ監督(右)と仲裁に入る第4審判【写真:Getty Images】
チェルシーのアントニオ・コンテ監督は、現地時間13日に行われたマンチェスター・ユナイテッド戦での相手の姿勢が大いに不満なようだ。英メディア『スカイ・スポーツ』などが、試合後の指揮官のコメントを伝えている。
ユナイテッドのMFアンデル・エレーラが退場となったこのゲームは、チェルシーが1-0で勝利を収めた。
それでもMFエデン・アザールを“潰そう”とするユナイテッドの戦い方にコンテ監督は危険を感じていたという。
イタリア人指揮官は試合後、「アザールは蹴られてばかりだったから、サッカーをするなんて不可能だった。対戦相手を蹴る戦術? そんなの私からしたらサッカーじゃない」とコメント。「たまにとてつもない才能を持った選手と対戦するとき、相手を脅そうとする選手もいる。レフェリーはそういった才能のある選手を守らなければいけない。後ろから蹴られるなんて、本当に危険なことだ」と語った。
試合中はジョゼ・モウリーニョ監督と口論になり、第4審判に止められる場面もあったコンテ監督は、「あの状況をしっかり管理してくれてとても良かった」と審判団の対応については称賛している。試合後はモウリーニョ監督と握手を交わしたが、プレースタイルに対しては苛立ちが残っているようだ。
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