パリ・サンジェルマンのセルジュ・オーリエ【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)のコートジボワール代表DFセルジュ・オーリエは、ウナイ・エメリ監督に交代出場を指示されてから準備に“8分間“を要したとして騒ぎを引き起こしている。
PSGは現地時間12日に行われたリーグアン第29節でロリアンと対戦。チャンピオンズリーグのバルセロナ戦で歴史的な大敗北を喫してから最初の試合だったが、ショックを引きずることはなく2-1で勝利を収めている。
だが、ベルギー代表DFトマ・ムニエが73分に負傷してからの出来事にも注目が集まることになった。エメリ監督はベンチにいたオーリエに出場を指示したが、オーリエは指揮官と口論するような様子も見せたあと、ゆっくりと出場の準備を開始。シャツやパンツ、ソックスなど準備を済ませて出場した時には時間は81分となり、出場の指示からすでに約8分が経過していた。
オーリエは過去にも様々な問題を起こしてきた“お騒がせ男“であり、監督やチームメートへの暴言で出場停止処分を受けたり、警官への暴行事件で有罪判決を言い渡されたりするなどトラブルを繰り返してきた。今回の一件もエメリ監督への挑発的行為であり、関係悪化を示すものではないかと騒がれることになった。
だが、エメリ監督は試合後に問題の存在を否定した。「(オーリエとは)プロフェッショナルな話をした。私にとっては何も問題はない。普通のことだ」と試合後にフランス『カナル+』に話している。
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