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アザール、PSGの”失態”を教訓に。「ここからプレミア優勝を逃せば彼らと同じ」

text by 編集部 photo by Getty Images

エデン・アザール
チェルシーのエデン・アザール【写真:Getty Images】

 チェルシーのベルギー代表MFエデン・アザールは、今季のプレミアリーグ優勝が濃厚になったとも思える状況ながらも、パリ・サンジェルマン(PSG)の敗戦を教訓として改めて気を引き締めるべきだと考えているようだ。12日付の英紙『テレグラフ』がインタビューを伝えた。

 11月にプレミアリーグ首位に立って以来順調な戦いを続けてきたチェルシーは、混戦となっている2位以下の他チームとの差を着実に広げてきた。残り11試合となった時点で2位トッテナムと3位マンチェスター・シティに10ポイントの差をつけ、2年ぶりのリーグタイトル奪回に迫りつつある。

 だが、サッカーでは何が起こるか分からないことが先週のチャンピオンズリーグ(CL)で示された。「バルセロナのカンプ・ノウで起こったことを見ただろう。今季の僕らがタイトルを獲れなければ、PSGのようなものだと思う。同じ気持ちだ。ホームで4-0の勝利なら突破できると思うものだからね」とアザールは語る。

 CL決勝トーナメント1回戦の1stレグでバルサに快勝していたPSGだが、現地時間8日にアウェイで行われた2ndレグではアウェイゴールを奪いながらも試合終盤に立て続けに3点を奪われ、1-6で合計スコアを逆転される結末となった。チェルシーとしてはPSGの“二の舞い“を演じることは避けなければならない。

 13日には、チェルシーはFAカップ準々決勝でマンチェスター・ユナイテッドと対戦する。「良い試合になるだろうね。(プレミアリーグの前回対戦で)ホームでは4-0で勝ったから、彼らはリベンジしたいと思うよ」とアザールは試合に向けてコメントしている。

【了】

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