レスター・シティのクレイグ・シェイクスピア監督【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのレスター・シティは12日、トップチームの暫定監督を務めていたクレイグ・シェイクスピア氏を今シーズン末までの正式監督に任命したことを発表した。
日本代表FW岡崎慎司も所属するレスターは、昨シーズンには2部降格候補に挙げられなからもプレミアリーグ優勝を果たす快挙を成し遂げた。だが今シーズンは苦しい戦いが続き、降格圏付近に低迷していた状況で、先月23日にクラウディオ・ラニエリ前監督を解任するという苦渋の決断を下した。
チームの指揮は暫定的に、ラニエリ監督のもとでコーチを務めていたシェイクスピア氏に委ねられていた。新監督候補としては元イングランド代表監督のロイ・ホジソン氏と交渉を行っているとも報じられていたが、少なくとも今シーズン中はシェイクスピア氏が指揮を執ることが決定した。
ラニエリ前監督の解任後、シェイクスピア暫定監督のもとでレスターは復調の気配を見せつつある。プレミアリーグではリバプール、ハル・シティをいずれも3-1で下して2連勝。監督交代時点で1ポイントだった降格ラインとの差を5ポイントに広げることができている。
現地時間14日には、チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグのセビージャ戦に臨む。ラニエリ監督のラストマッチとなったアウェイでの1stレグには1-2の敗戦を喫しているが、逆転での準々決勝進出も期待することができるスコアだ。
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